マニキュアでセルフネイルに役立つ情報をと思い、日々ブログをアップしてきましたが、ワンカラーがきれいに塗れないという声をいただきましたので、今回はマニキュアの基本の塗り方をまとめてみました。
根元のラインがかたかたになってしまったり、甘皮にカラーがついてしまったり、どうしてもムラになってしまう等、そんな困った経験はありませんか?
最近のマニキュアの進化は目を見張るものがあります。100均ネイルでも基本のポイントを抑えれば”必ず”きれいに塗れますよ~。
こちらの画像も100均マニキュアを使用したワンカラーです。
特に必要なグッズもいりません。大切なのは塗る前にきちんとケアをして余計な甘皮等の邪魔になるものは取り除き、角のないきれいな先端のフォルムを作ること。そしてエッジを塗ったら3ステップでカラーを塗る。
セルフネイルの基本中の基本ですが、画像付きでまとめました。
整爪とケア
キレイに仕上げるためには角のない爪とケアが不可欠。
まずは爪の形をエメリーボード(爪やすり)で整えます。
先端は左右対称の丸みをつけ、サイドのストレスポイント(爪と皮膚が離れる一番ストレスがかかる部分)からきれいに繋がるようエメリーボードを皮膚と爪の間に入れて形を整えます。
この時エメリーボードは一方向だけに力を入れます。力を入れて往復しながら削ると、爪先がささくれ立って滑らかに仕上がりません。サイドから中心に向けて削ります。
次に皮膚と爪の境目に付着した余計な甘皮(ルースキューティクル)の処理をします。
サロン等ではメタルプッシャーやストーンプッシャー、専用マシーン等で行いますが、綿棒だってOK。優しく甘皮を押し上げてください。そうすると甘皮の下に隠れていたルースキューティクルが見えてくるので、それを100均でも売っているウッドスティック等でこそげとります。
これだけでキューティクルラインやサイドラインが取りやすくなるし、ネイルの持ちもグンと良くなるはずです。仕上げに湿らせたガーゼやキッチンぺーパー等で、細かいルースキューティクルやダストを落とすとケアは完了です。
マニキュア・基本の塗り方
ベースコートの画像だと分かりにくいで赤のマニキュアを使用して解説しますが、この手順をベースコート、カラー1度目、カラー2度目、トップコートの計4回行うことで、程よい厚みと艶がでます。
たまにベースコートやトップコートを省いてしまうという話を聞くことがあります。でも、ベースコートは爪の表面を整えカラーを塗りやすくしてくれるとともに爪への色素沈着を防ぐ役割があり、トップコートは艶出し効果もありますし、変色や衝撃からカラーを保護してくれます。それぞれにちゃんと役割があるので、その手間を惜しまず基本に忠実に塗ることが高見えネイルへの近道ですし、もちも変わってくるので、省かないで塗りましょうね。
では実際に塗っていきます。
マニキュアはボトルから刷毛を取り出してそのまま塗るのではカラーが多すぎてキレイなラインが取れません。まずはボトルの淵で刷毛の片側をしごいてカラーの量を調整します。
そして手のひらを裏返し、先端のエッジを塗ります。カラーが多過ぎると先端にカラーが溜まってしまうので、この時使用するのはカラーをしごいた方です。
エッジは軽く撫でる程度で厚塗り厳禁です。
カラー1度目は発色よりもラインどりを意識して塗ります。
塗り方は3ステップ。まずは中心から。
刷毛を置くのはキューティクルのやや手前。そして根元の方に押し上げてキューティクルラインを塗ります。刷毛をラインに合わせて動かすのではなく、刷毛の丸みを活かしてラインをとります。そしてそのまま刷毛を爪から離さず先端に向けて引きます。
次に2ステップ目、片側のサイドを塗ります。刷毛のエッジを使って丸く爪に沿って刷毛を動かし、後は真っすぐ先端に向けて引きます。この時、ウロウロせず、潔くすっと引くほうがムラなくきれいに塗れます。そして3ステップ目は反対側のサイドを同じ要領で塗れば終わりです。
カラー1度塗りで発色がいまいちでも、2度塗り目でムラを消せるので、とにかく1度目はラインどりを意識して2度目で発色させるようにしてくださいね。
この動作を4回繰り返せば、どんなマニキュアでもきっとキレイに塗れると思います!!
100均ネイルもこの手順で塗れば、ワンカラーでもサロン並みの仕上がりになります。もちろん練習は必要かもしれませんが、やればやるほど上手になるはずです♪
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